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『トライやるウィーク その2』
 今回は鶏の解体、それを食べることを通じて「いただきます」の意味を考える、このことを体験した。
 子どもの時、鶏の首をはねるところを見て、それから鶏肉が食べれなくなったということをよく聞く。これは、子どもにとって大変不幸なことなので避けたい。ということで、鶏の解体の前日「いただきます」の意味を分かってもらうための話を時間をかけてした。
DSCF2516.jpg

 私達人間、人間でなくとも生き物はなんでも生き物を食べている。植物だってちゃんとした生き物だ。
例えば、白才は成長すると数kg・直径は30cmにもなる。ところがこの種は直径1mm位しかない。これを土に埋めると芽が出て、双葉は1cm位しかないけど、それが40日位で径が10cm位になり、やがて中心が結球したようにかたくしまった株になる。ここで人間が収穫していただく、人間がとらないで畑に置いておくと、春にはかたくしまった株の中心から芽が伸び花が咲く。その花に種が出来る。
 家畜の場合、生き物であるということがもっとはっきり感じられる。鶏はこうやって小屋の中を元気で走り廻り、エサを食べている。卵を生む時いたいのでコッコッコと鳴く。
 みなさんは鶏の肉は食べるだろうし、鶏肉は嫌いと言う人も、豚肉や牛肉を食べていると思う。それらの肉を食べるということは、その動物を誰かが殺し、さばいてくれている。
 現代人の私達は直接それらの動物を殺さないことがほとんどである。でも肉を食べる人は誰かが自分のかわりに殺してくれただけで自分で殺すことと同じです。いや、もっと罪は深いかもしれません。そこのところをよく考えてください。私達人間は生き物の中でも一番罪深い生き物で、食物連鎖の頂点に立ってあらゆる生き物を食べている。しかし、私達人間も生き物であるから仕方ないことです。だから私達は食事の前には必ず心をこめて
「いただきます=命をいただきます」
と感謝を込めて食べて欲しい。
 さらに食べ物には農家の方の苦労も込められています。料理する人の苦労も入っています。食べられることに、生きていることに、いっぱい感謝をして下さい。このことをきちっとやっていると、やがて何事に対しても自分に喜びが湧いて来ます。穏やかな日々が過ごせるようになります。食べ物、いや、あらゆる物に感謝するようになり、決して粗末にしなくなります。
 日本には「もったいない」というすばらしい言葉があります。食べ物を粗末にしないで下さい。又、TVなどで早食い競争をやっているが、こんな番組は見ないようにして下さい。
 日本の食料自給率は知っていますか?40%位です。これは非常に危ない橋渡りです。・・・僕がスローライフの講演で使っている映像も使って説明した。(但しここまで書いたことと中学生にしゃべったこととは若干違いが有ります。)
 その後、鶏解体全部に参加する、鶏の首に刃物を入れた後から参加する、羽根をとった後から参加するの3つの選択肢をあたえた。

 さてあくる日、3つの選択を選ばせたが15名全員がすべての行程の初めから参加した。
 これらの描写は生々しいので詳しくは書かないが、刃物入れの時はさすが目をそむけていた子が何人かいたが、そんなに気分の動揺はなかった。
 2羽解体したが、僕と翼君の選択眼はバッチリで、2羽とももう卵を生まなくなっていた鶏だった(これは解体した時、生んでる鶏は大から中、小へと玉子の黄身がつながっている)。いわゆるこの2羽はヒネ鶏というやつで、しかも小屋中を走り廻っているので肉は硬い。だから肉を小さいかけらにして唐揚げにした。たしかに硬い。しかしこの肉のうまいこと。中からじゅ-っとうまみが出てくる。噛めば噛むほど・・・というやつだ。中学生はどうだったかな?一部の子以外はあまり反応がなかった。おそらくのみ込んだのだろう。
 しかし、ほとんどの子が目の前で殺され解体した鶏肉を食べることが出来て良かった。昨日のレクチャーが良かったのかな?
DSCF2543.jpg


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【2009/12/05 13:00】 農業 | トラックバック(0) | コメント(0) |
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